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井ノ口洪太

Author:井ノ口洪太
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カサブランカに行ってきた3

2007.11.15 旅行
ケンタッキーでご飯を食べて集合。
電車で隣町へ。ain seva駅からタクシーでカサブランカ建築学校へ。
ポスターセッション。があったが、発表をする学生以外は正直暇だったので散歩したり日向ぼっこしたり校内歩き回って写真を撮ったりした。

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それにしても暇だ。メアリーとランカとタバコをすいながらお味噌を分け合う。

帰ってホテルで晩御飯。
モロッコの郷土料理タジリを食す。今日は鶏肉の丸ごともも肉。やわらかくてうまい。
その後テアトルに行こうと誘われてタクシーに乗り込む。
レッドカーペットが敷かれた立派なテアトルで劇を見る。
12の季節でつづる愛の歴史と題された劇で先日見た映画監督の舞台作品だ。

シンプルな舞台装置と斬新な空間の使い方がなかなか面白かった。最後はなぜかカンフーの大団円でしめ。


ホテルの戻るとモロッコの学生が来ていてディスコに行く。
超ミーハーなワルドと日本の漫画の話をする。
どうやらエロ漫画もしっかりと輸出されているらしい。

フロアではカサブランカの学生の動きの切れがよい。遊びなれてるのか。あんなには踊れないが、少しはこっちの踊りも覚えて帰りたいけど、まあいいのだよ。楽しくやってれば。

パリで流行っているはずのテクトニックをモロッコの学生ばかりが上手に踊ってた。
深夜ホテルに戻る。
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カサブランカに行ってきた 2

2007.11.14 旅行
930集合。旧メディナの一角にあるホテルを出発ししばしメディナ探索。その後敷地に行って写真を撮る。
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この日は一日歩いてカサブランカを観光した。市場、各種のコロニアンな建物郡、新メディナnouvel medina など。歩きながら今まで話したことの無かったクラスメートとも少しずつ話をする。
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モロッコではアジア人は完全に異邦人で珍しがられる。治安は悪くないが、きな臭い話題もちらほらあるので行く人は注意されたし。

散々歩いて、ホテルに戻りレストランを探す。今日はピザと地ビールにした。ディスコに行こうと誘われてついていくと晩御飯をそこで食べてからとのことでとりあえずポテトとカクテルを頼む。

同じクラスのセザールは片言のしかし丁寧な日本語を話す。どうやら自分で勉強しているようだ。食卓で、無難ではあるが名前の話題で話す。セザールcezarは鋏らしい。ちなみに洪太はおおらかで健康だという意味である。割合海外の人にも覚えてもらいやすい音で助かっている。
そのうち彼らの名前を日本語にしてほしいといわれてあれこれ考える。小麗里(オレリー)に艶留(アデル)に流居州(ルイーズ)。コミュニケーション不足を日本人であることに助けられる。

ホテルに戻り、屋上でビールを飲む。日本の音楽が聞きたいといわれてパソコンを持っていく。こういうときはいつも何を聴かせようか迷う。フランス人は何を聴かせてくれるのだろう。

ウインクキラーをしながら夜更かし。日本の合コンゲームだと思っていたのだけれど。
フランス人はウインクがうまい。
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カサブランカに行ってきた。1

2007.11.13 旅行
8時起床。
RERでCDG空港へ。この日の夜から今も続くストライキだったが、朝のうちは特に問題なく動いていた。
カサブランカには少し遅れて4時到着。

飛行機で海外に行くときはいつも降り立った最初の空気を注意深く吸い込むことにしている。初めてのアフリカ大陸、この空港にはにおいがある。少ししょっぱいような、土を焼いたような良くわからない匂い。

空港のにおいは何なのだろうかと旅行に行くたびに考える。日本はたいていどこに行ったって匂いは無い。バンコクは香草のにおいがしたし、プサンもスパイシーだった。カンボジアとカトマンズは土臭く、シドニーは日焼けっぽいにおい。パリは匂いの無いという印象だったが友人に言わせると少し汗のにおいとエスプレッソのにおいがしたそうだ。
僕の一説にその土地の食べ物とそれを食べる人たちの体臭説があるのだが、科学的な論証などはもちろんどこにも無い。

空港から電車に乗ってcasavoyajorの駅へ、ここから中心部に歩く。
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夕暮れの街は少しくすぶっていた。
立っている建物は植民地らしいヨーロッパ風のアパルトマンが並んでいる。アールヌーヴォー風やアールデコ風、初期モダニズム風などもちらほら。スタイルが溶けあって、独特の風貌だ。少し変わっているのは地階部分の足元が雁木のように街路になっている。
ホテルで一息ついて、街を散策。
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その後フランス文化交流センターのようなところで映画を見る。
Faouzi Bensaidi監督のwhat a wonderful world という映画。
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非常に構図に凝った、凝りに凝った映画で、各カットが一枚の写真にもなるくらいに計算された密度を保っていた。フランス語が解らないなりにすごく面白かった。
殺し屋と華麗に交通整理をこなす美人婦警との恋物語。
映画を見終わりホールに入ってきたのは見覚えのある顔・・・というか主演俳優兼監督が登場するサプライズ。どうやらうちのドナデュー先生と友達らしい。
20分ばかしトークセッションがあり、解散。
時計を見れば22時。すっかり遅くなったカサブランカでレストランを探し、魚料理を食べる。海鮮のミックスフライを注文すると食べきれないくらいの魚と海老と烏賊のフライが登場。衣を付けて揚げただけの超シンプル料理。
フランス語会話になかなか入れずにいたが、食後のお茶のときにスペインから来たスペイン娘のメアリーとクリスティーナと話す。ラテン系の学生は元気な人が多い。今思えばこのあたりから少しずつクラスのメンバーと打ち解ける弾みがついた。
この日はおとなしく帰って寝る。

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散歩の友

2007.11.12 made,in,paris
先日ブックオフにていくつかを購入。どちらも2€。らっきー。

パリのルール
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最近2007年版が出ていたが安く買える古いのを購入
かゆいところに手の届くまさにパリのルールが知れる。年間のイベント情報からカフェや蚤の市のルールはうれしい。パリの人になるための近道。
建築案内はやけに詳しいと思ったら、何気に五十嵐太郎氏が文章を寄せている。

若い人は地球の歩き方よりもこっちのほうがたぶんパリを楽しめる。


ガイドブックにないパリ案内/稲葉宏爾
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散歩コースが山ほど載っている。さらに街の予備情報が満載ですばらしい。

9ヶ月じゃ歩ききれないくらいにコースがある。広いパリをあてなく歩くのも楽しいがこれがあれば的を絞って歩くことができる。

このによると、僕らの住んでいる寮のことも書いてあってびっくりした。

この寮は倉庫のリノベーションだとは知っていた。
19世紀末に建てられ、砂糖と穀物の貯蔵庫だった、対岸対になって建っていた同じ建物は数年前に火事で焼け落ちてしまった。
焼ける前は芸術家たちの共同アトリエとして使われていたが火事のあとは空き家になっていたそうだ。

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おそらくその空き家をシテが買い取って寮に改造した。アトリエだった頃の名残なのか今も建物の半分はメゾネットのアトリエのプランタイプが入っていて地上階には彫刻家のおばちゃんが住んでいる。
現在この対岸には新しい建物が建設中だ。僕らの読みではこれも寮になるのではないかと踏んでいるのだけれどまだなんともいえない。食堂が出来たらうれしいんだけどなーなんて思っているがフランスの建設のペースから行くと帰るまでにはオープンしないだろう。


新しい棟は寮と同じシルエットで建てられている。現代的なデザインで古いシルエットを再生し、新旧の建物を対比するあたりがいかにもパリらしい。新しい建物のデザインはちょっとルーバーがちゃちで良くわからないけれど。両棟の間からはかつての税関、ルドゥーのロトンダが真ん中に見える。夜のライトアップされた端正なシルエットはいかにも不気味で雰囲気は極悪だ。強い都市軸は今も健在。

寮の横には運河の船を通す可動橋があるのだけれど、これがたった4キロの水圧ジャッキだけで動いていると書いてあってこれにも感動した。すごーい。
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大学見学

2007.11.07 made,in,paris
jussieu(ジュシュー)でガッキーと坂本さん、アブ氏と待ち合わせ。

jussieu大学の校舎を見に行く。ここにはパリ第6,7大学が入っていて大きなキャンパスだ。格子状のプランの校舎が細い柱で浮いている。ピロティは気持ちが良い。
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キャンパスの端の改築部分の見学。学生に混じって潜入。
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途中、写真を注意されるも気にせずにパシャパシャ。途中から合流した阿部さんだけがなぜかセキュリテのお兄さんに連行される。

彼を救出できるほどフランス語がしゃべれないのでみんなして遠くから見守る。かたじけない。

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内観と外観のギャップはあまりよくない。流行っぽい薄っぺらいパネルもよくない。
しかし旧校舎とのつなぎはなかなかよい。
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カフェでのんびりして帰る。

帰りにサルコフと京子に寄り道。しょうゆ1Lとカレールーとプリンタを買って帰る。
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モンマルトルへ

2007.11.05 建築
やはりねぼう。
そりゃそうだ。しかし緯度の高いフランスでは日照時間はこれから貴重だ。早起き、早起き。

いろいろしてたら結局遅くなって16時家を出る。

今日はモンマルトルへ散歩。
abbesses(アベス)駅。ここはギマールのオリジナルが残る。

駅を出ると街角でブラスバンドの演奏。金管楽器とかアコーディオンの音がこれほどに合う街は日本にはなかなか無い。
モンマルトルは坂が多く、大部分のパリとは違って曲がり角と急な坂だらけだ。これが良い。一寸先の展開がわからない。
まっすぐな町並みは確かに歩いていて気持ちが良いが、散歩の途中いつも襲われる迷い込みたくなる衝動はその素直さへの反動だったのかもしれない。
路地と坂道で育った僕にはモンマルトルは歩いていてとても心地が良い。
しばらく通ってみることにした。

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サクレクールでのんびりと大道芸を観る。おお、これは空の舞台だ。気持ちが良い。
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寺院の中に入るとミサが始まった。
賛美歌を聴いて帰る。生の賛美歌とパイプオルガンはとても良かったのだがプロジェクタで中継が見れてしまうのはなんだかなとも思った。パリは観光地でもある。

帰ってカルボナーラ5回目。今回は一番の成功。使っていたチーズがなくなってきた。新たな味を探そう。
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フランスのおたく

2007.11.04 未分類

RERのB線でプラスドエクスポジシヨンへ。

ところでこのシャルルドゴールへ続くB線。ガイドブックなどでは危険だと悪名高き空港連絡線としてたたかれまくっているが週末の午後でものんびりしててなーんだとも思った。だけど、旅行で浮かれてる日本人なんてカモなので逃げ場の多い車内はどこだって危険なのでしょう。

で、ここの展示場で開催されるジャパンエキスポというイベントに誘われて行ってみた。
ジャパンエキスポはもともと日本の文化を紹介する催しだったそうだが最近は日本産の漫画ブームの流れから日本のコミケみたいになってると聞く。


行ってみると漫画だけでなく、ゲームや映画、ビジュアル系などのサブカルもひっくるめて参加している。電気グルーヴのおなら吸い取り隊のピエール瀧に扮する女の子を見たときは、びびった。おなら吸い取り隊なんて、日本人でも普通しらない。
同人ブースもR18な感じはないし大人から子供まで全年齢で楽しまれている。

フランスで流行る漫画が日本とは少し異なること。特に日本の伝統的なモチーフが用いられたものに人気が高いようだった。
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ナルト、ブリーチ、ヒカルの碁、デスノートが人気でエヴェンゲリオンとか甲殻機動隊とかはDVDが売ってるくらいでとにかくジャンプが強い。ドラゴンボールとスラムダンクとキャプテン翼はこっちでも殿堂入りレベルで、キャプテン翼を見てサッカーを始める少年もいるっていうのを聞く。あと、フランス人は野球しないけどあだち充。

売れ筋だけじゃなくても芸術色の強い絵の作品はちゃんと翻訳が出ている、やはりアートの国か。松本大洋・遠目景・ナナナンキリコ・小畑建など。それから浅野いにおは早くもソラニンまで翻訳が出ててびっくりする。
もちろん手塚治もほとんど翻訳があった。

一方萌え〜って感じのものは少ない。やっぱり日本人にしかわからないの?
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こっちのおたくは健康的。見た目はなりきるけど、中までそのものにはならないし仮装かファッションの延長に近い。
ゴスロリがフランス人には昔から着ていたように似合う。そりゃそうか。っていうか何を着てもマネキン体型な彼らは何をしてもさまになるのだよ。
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夜、途中合流したシテの日本館の人たちのところにお邪魔して夕飯。2ユーロでおなか一杯。
タッカルビをご馳走になる。漬け込んだお肉はおいしい。真似しよー。

海外で出会う日本人は基本的に面白い。過去にした旅行中も含めて今のところ10割ヒットである。



帰ってから松平氏の家でアブ氏と3人で飲みなおす。

映画の話。フランスと日本の電車内の空間の違い。神社の話。夜はふける。

5時帰宅。

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